フロア制作活動
- 医療法人真和会

- 5月1日
- 読了時間: 2分

5月に入り、新緑の美しい季節なりました。窓から入る風はやわらかく、日差しもどこか穏やかで、季節の移り変わりをそっと知らせてくれているようです。そんな中、利用者さまの表情もどこか明るく、会話のひとつひとつにあたたかさが感じられます。
この日は、フロアでこいのぼり制作を行いました。色とりどりの折り紙や画用紙を前にすると、「どの色にしようかな」「この色は元気が出るね」と、皆さま自然と笑顔になられます。手先を動かしながらお話しされる姿はとても生き生きとしていて、私たち職員もその輪の中に入れていただくたび、心がほっと和みます。
「昔、子どもたちのためにこいのぼりを飾ったよ」「家でも季節の飾りを作ったことがある」と、懐かしい思い出を話してくださる方もいらっしゃいました。制作をしながら、ただものを作るだけではなく、昔の暮らしやご家族との思い出を振り返る時間にもなっているようでした。そうしたお話を伺うたびに、季節の行事には、人の心をやさしくつなぐ力があるのだと感じます。
制作中は、難しいところを一緒に確認したり、のり付けや飾り付けをお手伝いしたりしながら、無理のない形で参加していただきました。細かな作業が苦手な方も、色選びや配置の確認など、それぞれの得意なことを生かして取り組んでくださり、完成に向かって少しずつ形になっていく様子はとても頼もしく感じられました。
そして、完成したこいのぼりをフロアに飾ると、ぱっと空間が明るくなりました。カラフルなこいのぼりが並ぶ様子はとても華やかで、見上げるたびに自然と気持ちが軽くなるようです。利用者さまからも「かわいいね」「季節を感じるね」といったお声が聞かれ、飾りを見ながら微笑まれる姿が印象的でした。
日々の生活の中で、こうした季節の行事を一緒に楽しめることは、私たちにとっても大切な時間です。これからも、利用者さまが安心して過ごせるよう、そして毎日の中に少しでも楽しみや安らぎを感じていただけるよう、心を込めて支援してまいります。フロアいっぱいに広がる笑顔が、5月のやわらかな空気と重なって、あたたかなひとときとなりました。



