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リハビリの取組

  • 執筆者の写真: 医療法人真和会
    医療法人真和会
  • 23 時間前
  • 読了時間: 3分


3月に入り、冷たい空気のなかにも、ふと春の匂いを感じる日が増えてきました。介護老人保健施設プレシオでも、新しい季節の始まりを穏やかに迎えています。


 プレシオは、ご自宅への復帰や、慣れ親しんだ地域での暮らしを続けていただくことを目標に、多職種の職員が協力しながら支援している施設です。病院での治療を終え、「体力をもう少し戻したい」「家に帰る前に少し練習しておきたい」といったお気持ちで来てくださる方が多く、私たち職員は、その一歩一歩に寄り添う気持ちをいつも大切にしています。


 中でもプレシオが力を入れているのが、その方の状態やご希望に合わせて一定期間集中的に行う「短期集中リハビリ」です。「家の中を自分の足で歩きたい」「トイレまで一人で行けるようになりたい」「台所に少し立てるようになりたい」など、日常生活の中で「こうなれたらいいな」を一緒に言葉にし、その目標に向かって期間を区切って取り組んでいきます。リハビリスタッフが動き方を丁寧に確認しながら、その方に合ったメニューをご提案し、無理のないペースで進めていきます。


 短期集中リハビリでは、「今日はここまでできた」という小さな変化もきちんとお伝えするよう心がけています。「昨日より立ち上がりが楽そうですね」「今日は階段の一段目がスムーズでしたね」と声をかけると、利用者様の表情がふっと和らぐのを、私たちは何度も見てきました。ご本人と一緒に振り返る時間を持つことで、「もう少し頑張ってみようかな」という前向きな気持ちにつながっていきます。


 訓練室でのリハビリだけでなく、日々の生活のなかにも練習の場がたくさんあります。ベッドから椅子への移動やトイレへの歩行、食堂までの道のりなど、生活の一つ一つの動きを、リハビリで確認したやり方につなげられるよう、介護職員とリハビリスタッフがこまめに情報を共有しています。「ここは手すりを持って」「この高さなら足をこう出してみましょう」といった声かけをそろえることで、利用者様が安心してチャレンジしやすい環境を整えています。


 また、リハビリの時間だけが頑張りどきになりすぎないよう、レクリエーションや季節の行事の中にも、自然と体を動かせる工夫を取り入れています。ボールを使ったゲームや、歌に合わせた体操、春をテーマにした塗り絵など、「楽しい時間」を過ごしていただくことが、そのまま心とからだのリフレッシュにつながるようにしています。「こんなに笑ったのは久しぶり」「気づけばいっぱい動いていたね」といった声をいただくと、職員も一緒になってうれしくなります。


 3月は、卒業や旅立ちの季節でもあります。プレシオでも、短期集中リハビリを終えてご自宅に戻られる方には、ご家族にも現在のご様子や、ご自宅で気をつけていただきたいポイント、ちょっとした介助のコツなどを、できるだけ分かりやすくお伝えするよう心がけています。「これなら家でもやってみます」「少し安心しました」というご家族の言葉は、私たちにとっても大きな励みです。


 これからも介護老人保健施設プレシオは、季節の移ろいを一緒に感じながら、その方に応じた短期集中リハビリと、あたたかいケアで「その人らしい暮らし」を支えてまいります。見学やリハビリについてのご相談は、どうぞ遠慮なくお声かけください。皆様のお話をゆっくりうかがいながら、一人一人に合った過ごし方を一緒に考えていければと思っております。


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