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夏の海を題材に

  • 執筆者の写真: 医療法人真和会
    医療法人真和会
  • 8月1日
  • 読了時間: 2分
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通所リハビリテーションでは、この夏「海の中」をテーマにした折り紙作品づくりに取り組みました。色とりどりの魚たちや、ひらひらと優雅に泳ぐクラゲ、海藻やイソギンチャクまで、職員と利用者様の力作がずらり。最初は「魚の折り方?昔はサンマを焼く担当だったのにね」「クラゲって私の髪型に似てない?」など、海の生き物に負けない自由さとユーモアあふれるやりとりがあちこちで聞かれました。


折り紙を手に取ると「サバなら3分でできるわよ」と目を輝かせる方がいれば、「クラゲは…大きすぎたら天井につかえちゃう?」と周囲を笑わせてくださる方も。職員が「魚の模様はお好きな柄で大丈夫です」と声をかけると、「じゃあタイガーマスク柄にしようかしら」と、海中に突然トラならぬ謎の生物が登場する一幕もありました。


「このクラゲ、ちゃんと触手ありますよ!」と誇らしげな声には、「うわ、軍手つけて持たないと刺されちゃうかな?」と職員も思わず乗っかり、作品の中ではお魚もクラゲも皆で仲良く泳いでいました。


不慣れな手つきに戸惑う方も「ここは魚を頭に乗せておくかね?」と冗談を飛ばしつつ、隣の方にそっと「しっぽの折り方、忘れちゃった」と相談すると、「大丈夫よ、私もさっきクラゲが謎の生物になったから」とやさしい声が続いていました。


完成した海の世界を前に「まるで水族館に来たみたいだね」「昔、孫と金魚をすくったの思い出すよ」と会話も弾み、「次回は深海魚もどう?」と新たな冒険の予感。職員も「皆さんの提案が毎回想像以上です」と、密かに次の難易度アップに頭を抱える次第でした。


作品づくりを通じて、折り紙の海では“助け合い”と“おしゃべり”が波のように広がり、利用者様の笑い声がまさに真夏の大漁となりました。

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