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七夕祭り

  • 執筆者の写真: 医療法人真和会
    医療法人真和会
  • 7月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月3日

【七夕祭りの飾り作りと利用者様の願いごとに寄せて】

 

 今年も七夕の季節がやってきました。7月7日の七夕祭りに合わせて、通所リハビリの利用者様と一緒に笹飾りを作りました。毎年この時期になると、利用者様と一緒に折り紙や和紙を使って色とりどりの飾りを作っているのですが、作業をしながら、昔の思い出やご家族の話、子どものころの出来事など、いろいろなお話を聞かせていただくことができました。

 

「子どものころ、家の庭に大きな笹を立てて、家族みんなで飾りつけをしたのよ」と懐かしそうに話してくださったり、また、「昔は七夕になると、近所の子どもたちが集まって歌を歌ったり、みんなで夜空を眺めたりしたのよ」と、地域のつながりや季節の行事を大切にしていた時代のお話を聞くこともできたり、「今は星があまり見えなくなったけど、あの頃は天の川がはっきり見えた」と、目を細めて話される方もおられ、みなさんの若いころや子供のころのご様子が目に浮かび、自然と私も頬が緩みます。

 

なかには「もう一度旅行に行きたい」「前のように歩けるようになりたい」といった、リハビリを頑張っているからこその願いごとを書かれている方もありました。皆さんの努力や希望が伝わってきて、私たち職員も、利用者様の願いが少しでも叶うように、これからも心を込めてサポートしていきたいと改めて感じています。


 完成した七夕飾りは、デイケアフロア内に飾っています。色とりどりの飾りや短冊が揺れる様子はとてもきれいで、利用者様同士でお互いの短冊を見合い、「私も同じ願いだよ」「あなたはなんて書いたの?」と笑い合う姿も見られました。そのご様子を見て、私たち職員の気持ちも明るくなっています。

 

利用者様の願いごとが空に届きますように。そして、これからも皆様が笑顔で過ごせる毎日が続きますよう、心から願っています。利用者様の素敵な願いごとの数々を、ぜひホームページの写真と一緒にご覧ください。

 

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